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B型葛茶の適当日記・二番茶

あの大戦開始時の写真

兄「明日は終戦記念日だな」

妹「もう73年目か。そして平成最後の終戦記念日ね」

兄「そうか、忘れてた」

妹「おいコラ。……ウチの家系で、戦争行った人いる?」

兄「父方の祖父ちゃんは陸軍に入って、中国と南方のどっかへ行ったそうな。実戦はなかったらしいが」

妹「へぇ。写真あるのかな? 軍のバッチもあったりして」

兄「写真はどっかにあるし、バッチもどっかにあると思う」

妹「全部どっかで済ませやがって……」

兄「あぁ、確実にあるのもあるで」

妹「何よ」

兄「真珠湾攻撃時の写真」

妹「ファッ!?」














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ドラグーンの完成形(と勝手に思っている)V

本日は、バースト版にリメイクされたウルボーグ封入のトリプルブースターセットの発売日でしたね。買ってませんが……。
爆転通りにベアリングドライバーを履いたウルボーグですが、案の定ドライバーを抜いてレイヤーだけ大量転売されておりました。
まぁ爆転レイヤーの性能は……ですので、予想されていた結果とも言えますが。





イマイチその流れに乗れない私は、バーストベイではなくウルボーグでもない爆転ベイを作っていきます。
今回はこちら!











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A-41 ドラグーンV(ビクトリー)
記念すべき2002モデルトップバッターにして、マグネシステム初号機であるドラグーンVです!
ファイヤーブラッドやら金メッキやらは入手して組み立てていたのですが、こと通常版に関しては中々お手頃な価格で売られているのを見かけず、今回3kちょいで購入した次第でございまして……。


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Vシリーズベイのアタックリング「目」部分は基本塗装になっていますが、箱に登場しているベイは試作品なのか、目もシールが貼られているようです。


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タカオの立ち絵は2002作画(長森作画)に変わりました。
が、痛恨のズボン塗り忘れ……それかレイヤー非表示にしたままだったのか?
もちろん、後続のファイヤーブラッドver.では修正されています。お暇でしたら、そちらの記事の箱写真とも見比べてみて下さい。


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箱裏面。2002ベイからは裏面のデザインが少々簡素化され、背景がシンプルになっています。
でもそれだけじゃのっぺりし過ぎるからか、各ジョイントパーツ名の下には英語表記が追加されました。
パーツ写真のスピンギアが妙に左にオフセットされているのが気になりますが……。


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磁石を搭載した軸先(orスピンギア)がこのシリーズ最大の特徴ですね。
もっとも、私自身は小学生の頃もマグネバトルをした記憶があまりなく、小2のクリスマスプレゼントで買ってもらったBマグネドームもマグネブロックを載せる天蓋を使用せずに遊んでいたよーな(笑
でも、マグネウェイトディスクを同じ向きにセットしての持久勝負は盛り上がった覚えがあります。





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さて中身をば。
ドラグーンらしい白の本体に、ギア構造を改良した赤いNEOリバースシューター(カタパルトグリップ装着不可)と青いドラゴンワインダーが入っております。
基本的にはランナーパーツのポケットに入るメタルウェイトコアは、このベイではブレードベースマグネコアに場所を取られてしまい、取説・シールと同じ袋に入っていました。


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AR・エイトアタッカーの外観。
大概ベイブレードのARというのは段々とデカく派手になってくるものですが、こちらは至ってシンプル。
厚みといい、直径といい、まさにちょうどいいサイズでございます。


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BBマグネコアはクリア樹脂の中に磁石が内蔵されており、磁石の存在がよく判るようになっています。
それと引き換えに、グリップアタッカーから続いてきたグリップ軸がオミットされました。
サイズ的にはアリエルの大径グリップ軸と同一ですので、交換も可能です。


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それでは組み立てに行こう移行っと。なお、製造刻印は「01↑Z(12)」を指していました。
ドラグーンVの発売は2001年12月でしたので、初期ロットは11月製造であろうと考えると、このベイは第2ロットかしら。


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ザ・精神不安定!
さっそく組み上げまして……、





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完成! シール未貼付なのはいつものことなんDA。
やっぱり私は、ドラグーンVのデザインが一番好きなんですよね。


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BB側も一応。
こちら側にも4枚の羽が付いており、下部からの攻撃にも対応しています。
全高が高いから余計にね……。


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サイドビューのスマートさも好みのポイントの1つです。
前のファントムが赤く太いグリップ軸でガンガンに主張していたのとは対照的ですね。


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シールも貼っていきます。
付属していたもの(左)はやたら黄ばんでいた上に濡損したかのように波打っていたため、ファイヤーブラッドに付属していたものを使用することに。
どうも表面にフィルム加工が施されているシールは経年劣化が早い気がするのですが……。


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まずは赤系統のシール。
これはドラグーンSアニメver.の意匠を継ぐデザインのように思えます。
すんごく遠目で見れば、ストームに見えなくもなかったり……?


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お次は、ドラグーンFから継いだ青系統シールです。
聖獣のエンブレムは少々デザインが変わりましたが、配置箇所は変わりませんね。






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そして完成!!
本体のデザイン、シールの配色、どこを取っても完成された感あるドラグーンVが出来上がりました!(大げさ
いやー、ドラグーンシリーズでは最高峰にカッコいいベイかと思います。


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カラーを受け継いだS・Fと並べて。
よく考えてみるとビットの外周も、Sの水色・Fの橙を混ぜればVの緑になりますね。
しかるに開発側はアニメ2期の放送に合わせ、これまでの2機のエレメントを受け継ぎつつ、さらにギミックを発展させたベイとして開発したのではないでしょうか。グリップ軸はないけど。


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我が家のドラグーンVたちでございます。
Vの限定品は他に、コロコロ限定シルバーメタル、ベイバトルセットのオレンジ(今日ポチった)、対戦セットのブラック、懸賞品のガンメタ、さらに韓国ゲーム付属のプレーンクリア等がありますね。
いつかはプレーンクリアを入手することを夢見ているのですが……夢は夢で終わるのか(





~おまけ~


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ドラグーンVにグリップ軸を組み込みたいならアリエルの軸の他に、後継機V2のBBマグネコアもちゃんとハマります。
これならマグネパワーもあるしね!










本日は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。

アジア系の米国向けのクリアの虎

世間は今週末からお盆休みの時期ですが、ほぼカレンダー通りの仕事をしている私にはそんな休みはなく……。
もっとも休んだところで特にやることもないし、長期休暇明けは仕事行く気がダダ下がりなので、そこまで必要もなかったりします。





で、北海道弾丸旅行に行っている間にも某ークションで落札した爆転ベイが少々届きましたので、ちびちび作っていくことに。
今回はこちら!











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A-24S ドライガーF(ファング) プレーンクリアver.
例のアレ、アジア系のFシリーズプレーンクリアからドライガーF!
ドラグーンとドラシエルだけ入手済みでしたが、このドライガーをとある海外サイトで発見、Paypalに登録したものの購入ボタンを押す勇気がないまま売り切れてしまい、もはや入手は無理かと思っていたところ某ークションに出品され事なきを得たわけであります(笑
そして、このシリーズはまさかの米国向けだったそうな。


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「S」が追加された品番欄。後から追加された文字はフォントが違いますね。
なお、ドライガー・ドラグーンは通常品番にSを追加していますが、ドランザー・ドラシエルにあっては通常品番から繰り上がって「A-26S」「A-27S」が付されています。


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箱裏側も。
ジョイントは通常版と変更されておらず、

AR:クロスファング
WD:エイトバランス
SG:ライトスピンギア(フルオートクラッチ)
BB:フルオートクラッチベース

となっております。





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やはりエエ感じにクリアな中身!
懸賞クリアとほぼ同程度の透明度で、ホンの気持ちこちらの方が透き通っているような……。
要するに、クリア厨の私の琴線に大いに触れるベイということです(意味不明


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ウェイトディスクのエイトバランスはブラックメッキが施されています。
ドライガーのプレーンクリアでは、WDは決まって黒メッキですね。香港Sしかり、韓国Vしかり……。


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クラッチギミックを有するブレードベースには可動部を覆うように保護台紙が被せられていますが、今回のクリア版には日本語の注意書きが省略され、真っ白になっていました。
参考までに、四聖獣ブースターF・白虎カラーver.との比較です。
万事適当(失礼)ハスブロ版でも英語で注意書きがあるんだけどなぁ。





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まーいいか、組立開始だッ!(謎導入
お決まりの製造刻印チェック、このベイは「03↑2」でした。


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コレクターとしては精神安定上あまりよろしくないこの写真(笑
安定を求め、切り出したパーツをさささーっと組み上げて、さっさささっささサスペンダー!!イテッ





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完成!!
骨張った透けるアタックリングに黒いWDが鈍く輝く、武骨でモノカラーの渋いベイに仕上がりました(大げさ
Fはドライガーの中でも異色機の感がありますが、ARの骨っぽい感じは素晴らしいデザインだと思います。
……強さは別にしまして(


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ちょっとばかり違うアングルで。
この硬質的な雰囲気がいいんでないの~。


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以前組み立てた懸賞クリア版と。微妙な透明度の差はさておき、両者の違いはWDの色程度でしょうか。
懸賞クリアにはカスタマイズシールを貼ってありますが、アジア系米国クリアには絶対貼らないことを美学とする私(笑
ドライガーFのクリアは、残り懸賞のブラッククリアのみとなりました。……無理っぽいか。


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虎・龍・亀の3機が揃ったこのシリーズ。
後はドランザーFが入手出来れば完璧なのですが……同時に某ークションに出品されていたものの、お値段はかなり高騰したため、泣く泣く諦めました。
北海道行きの旅費がバカにならなかったのでねぇ……。


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この3機体は各々プレーンクリアが2種類存在することになります。
上段が日本で販売(配布)されたネオクリスタル・懸賞・福箱2002であり、下段がアジア系米国クリアの面々。
ドランザーFに関しては日本版の純粋プレーンクリアが存在しない(カラーリングver.のみ)ため、ちょっと同一には語ってやれないのがツライところです。





このドライガーFクリアも入手は絶望視していたベイでしたが、何とか手に入れることが出来ました。
この調子で残りのドランザーFもあわよくば……とか思っているとこの先ずっと無理か(










本日は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。

赤青黒の機関車が猛暑日の進行

御承知のとおり、大井川鐵道では去る7月21日からC56 44号機が改装されて赤い機関車・ジェームスがトーマスとともに走っています。
乗り鉄に行ったり身体がダルかったりして今年度の運転から2週間が経過してしまいましたが、一度も見ずに終わるわけには行かないので、暑いのを承知で今日見に行くことにしました。










たまには新規撮影ポイントを開拓するのもよかろうと、まずは地名坂ちょい下カーブに荷物を置き、単身山の中へ。
地形図で見ると等高線が密集する急斜面を、ずり落ちながらへっぴり腰で歩いていきますと……、





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危ない箇所をギリでクリアしまして、悉太トンネルの直上に出てきました。
折しも近鉄車が奥の鵜山トンネルから飛び出してきたところです。
ここで撮るのもよさそうでしたが、機材をほとんど置いてきてしまったうえ、もう一度往復する元気もないので取りあえず撤収……。


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結局いつもの場所で撮るという芸の無さ……。
蚊を振り払いながらしばらく待っていると、特徴的な「ドットコドットコ」というドラフト音が聞こえ、やがてカーブの先に赤い車体が見えてきました。


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7001レ ジェームス牽引 E101号機+オハ35・スハフ42・ナロ80・スイテ82形×7両 SLジェームス号 @笹間渡~地名間
赤いボディを見せびらかしながら森の中を走るジェームス君。
幼少期、「きたないきかんしゃ」でジェームスがタール車に突っ込むシーンを、プラレールで再現して楽しんでいたものでした(笑


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編成最後部には展望車が控えるため、補機のE101号機はジェームスのすぐ次位に繋がっています。
普段は進行方向に対して後ろ側のパンタを挙げているような気がしますが、今日は前パン。何でだろーね。
なお客車編成は、オハ35 149オハ35 559オハ35 22スハフ42 186ナロ80 2ナロ80 1スイテ82 1でした。


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地名坂を登っていく同編成。
最後部のスイテ82には、ジェームスが描かれたテールマークが掲出されていました。
同車に「かわね路」以外のテールマークが付いたのは初めて見たような。
あぁ、AIRの美鈴ちんのマークもあったか。










さて、お次はトーマスです。
時間もあまりなく、遠く移動するのはめんどくさいので、少し北に歩いて地名坂ストレートへ。





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ちょっと疲れたので座り込んでいると、夏らしからぬ黒煙を吐きながらトーマス君の御登場。
……何か顔、テカってない?(笑


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7003レ トーマス牽引 スハフ42・オハ47形×7両+E102号機 SLトーマス号 @笹間渡~地名間
三連休に大俯瞰で撮った時も結構な煙の量でしたが、それは2週間経っても変わらずです。
うーん、やっぱり少々不調なのかな。GWに撮った時はそんなんじゃなかったけど……え、それは違う機関車ですか(白目


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森本レオ「ねっちゅうしょうにはきをつけろ というお話」
トーマスのような人気者は、夏休みというかきいれ時に調子を崩せるはずもなく、それは乗務員の皆さんも同じ思いだろうと思います。大変頭が下がる思いです。










トーマスとオレンジ色の客車たちとE102号機が行ってしまうと、次の101レには少々のインターバル。
笹間渡方面へと戻り、大井川第一橋梁たもと付近の木陰に陣を取って一休み……。
101レまでに多少なりとも英気を養います。





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生ぬるい風に吹かれながら、涼しそうに川で遊ぶ親子連れを遠目で眺めているうちに正午をまわり、あっという間に101レ通過の時間となりました。
遠くで何度も汽笛が鳴り、こちらも盛大な黒煙とともに門デフ・C11 190号機が登場です。


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101レ C11 190号機牽引 オハフ33・オハ35形×4号 SL急行かわね路1号 @抜里~笹間渡間
列車はオハフ33 215オハフ33 469オハ35 459オハ35 435からなる4両編成。
そのため後補機が要らず、190号機は単機牽引でやってきました。
この黒煙は調子が悪いのではなく、機関車がフルパワーを出すための懸命な投炭がゆえと思われます。


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今日って昭和何年だったっけ?
お召装備以外の装飾があるわけでもなく、ヘッドマークも付けず、客車も飾らないぶどう色で統一された列車は、平成の時代を走る復活蒸気列車ではなく、モノホンの九州ローカル普通列車に見えて仕方ありませんね。
今回はオールオハ35系列でしたが、オハニ36が入れ替わりに入るとさらに良さげかも。さらに機関車がバック牽引だったらよりいいだけどねー(笑


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やっぱりスタイリッシュでカッコいい門デフ。
次はぜひとも赤ナンバープレートあたりを試していただきたく……大鐵さん、どうですかね?(他力本願





190号機は力強いドラフトを響かせながら橋梁から消え、その余韻の中で素晴らしい汽笛を木霊させていきました。
ジーンとした鼓膜が落ち着いてくると、撮影に夢中で忘れていた暑さが身体を蝕み始め、家に帰る方向へと足を向かわせ始めます。










本日は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。

最北端へ列車で行くだけの旅 ~後~

前回の続きです。
日付が変わった頃に日本最北端の駅・稚内に降り立った2人は、仮眠レベルの睡眠を取った後すぐさま元来た道を帰ります。










AM4:21
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兄「おはよう」
妹「ねむいよう」
兄「なーに、帰りのスーパー北斗でも新幹線でも、寝る時間はたんとあるけ」
妹「あっそう。しかしお兄ちゃんも、1時に寝てよく早朝4時なんかに起きられるわね」
兄「目覚ましがなければ即死だった……」


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兄「始発の5時20分発名寄行き4324Dにはまだ時間があるな」
妹「北防波堤ドームってのに行ってみる?」
兄「よっしゃ、朝からカロリー消費になる」
妹「それはどうでもいいが、ここの青看にはロシア語が併記されてるんだね。私は全然読めないや」
兄「『Дому』はデー・オー・エム・ユーだから、日本語では『ドーム』になるわけだ」


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兄「これが北防波堤ドーム」
妹「すごーい、なんかローマ時代の建物みたい」
兄「かつてここから樺太行きの航路が出ていて、稚内駅から線路が伸びてホームもあったそうな」
妹「へぇー。そう言えば、C55 49号機が保存されてたけど塩害で解体されたのって、ここだっけ?」
兄「そうどす。今は動輪だけ残ってる、錆サビだが……」


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妹「宗谷海峡に朝日が昇る……すんごぉく綺麗ね」
兄「お船の先、遠く見えるのはサハリンかな」
妹「この海の向こうはもう異国か」


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兄「おっと、そろそろ駅に戻らなきゃ。席が無くなる」
妹「着いた時から思ってたけど、この意味深な車止めは何なの」
兄「駅舎が今の建物になる前は、ここまで線路が伸びてたのさ。で、その位置にあった車止めをモニュメント化したわけ」
妹「なるほど。……ん、今後ろで何か動いたような」


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兄「野生のバンビが現れた」
妹「早よモンスターボール投げろよ」
兄「持ってるわけねぇだろ、そんなもん」
妹「海近くの駅前でも、ナチュラルにエゾシカが出没するのねぇ」
兄「俺ん家の周りで頻繁に出没するイノシシとどっちがマシかしら」


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妹「さて、最北端からひたすら南下して、今度は九州の南端を目指すのね」
兄「まぁ、一気に行くわけじゃなく、まずは家に帰るがな」
妹「稚内発枕崎行きの切符でこの駅の改札を通る人ってどのくらいいるんだろうねぇ」
兄「少なくとも、今日は我々だけですな」
妹「何人もいる方が怖いだろ」


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兄「枕崎までは3,099.5kmもあるのね」
妹「これどこ線経由?」
兄「多分北海道新幹線じゃなく海峡線、それに九州新幹線経由だな」
妹「そろそろキロ数書き換えた方がいいんじゃねーかね」


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兄「お、南稚内からキハ54の回送が来たべ」
妹「四国みたいにロングシートじゃないよね」
兄「ダイジョブ、キハ183の簡易リクライニングシートに換装済みだから」
妹「あぁよかった」
兄「ただ、大方窓割りとシートピッチが合ってねーんだよな……」


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妹「一応『座るとピラー』じゃないとこに座れたね」
兄「僥倖と言うべきか」
妹「知らんがな。……おぉ凄い、日本海の向こうに利尻富士が見える!」
兄「抜海~南稚内、ここが宗谷本線のハイライトだな」


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妹「原野をはさみ海原に横たわる島影……この麗姿を冠する列車がなくなったのが残念でならんぜ」
兄「そうねぇ。むしろ『宗谷』『サロベツ』の2本立てで残ってるのがマシなのかも知れん」
妹「個人的にはサロベツより『礼文』の方が風情があって好きだけどねぇ」


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兄「海と利尻島は見えなくなったけど、今度は北海道らしい牧歌的な風景になってきた」
妹「こういう車窓を見てると、なぜか瓶入りの牛乳を飲みたくなるわ」
兄「それを列車の振動で零して、顔中白濁まみれや」
妹「氏ね」
兄「冗談です」


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妹「空が広ーい」
兄「俺の稼ぎじゃホイホイ来れるとこじゃないからな、しっかり目に焼き付けとくんや」
妹「脳ミソの襞に焼き付けるで」


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兄「防雪林が長く続く区間に入ったな」
妹「吹雪から線路を守る役目ね」
兄「そうそう。戦時中、どっかの防雪林の木を伐採して芋畑にせよという命が下ったらしいが、木は一朝一夕に成長しねぇと突っぱねて防雪林は守られたそうな」


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妹「あ、この駅舎は車掌車の転用じゃない?」
兄「そうっぽいね。これはヨ3500かなぁ」
妹「家にもヨ8000の1両くらい欲しいわ」
兄「固定資産税かかるから止めて……」


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妹「この川は天塩川か」
兄「河口部は海岸線と平行に10kmも流れた上で日本海に注ぐんだと」
妹「そんなに海に流れたくないわけ?」
兄「川に聞いてくれ」
妹「……おい、どうなんだよ」
天塩川「別にそういうわけでもないべ」










ダダン……ダダン……ダダン……ピョッ、ピョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
グモッ


2人「「轢いたなコイツ!!」」






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妹「轢いたってより、吹っ飛ばしたみたい。……南無」
兄「あぁ……首がクタッとなっとるぞ」
妹「かわいそうだけど、シカたないよね……」
兄「……」





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兄「ちょいと遅れたが、何とか名寄に着いたな」
妹「ここから特急サロベツ2号だっけか」
兄「そうよ。乗継の間に、保存されてるキマロキ編成を見に行こうと思ったけど、ちょっと間に合わないなぁ」


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妹「サロベツが来たけど……今日もキハ183か」
兄「昨日俺らが乗ってきたサロベツ3号の折り返しだからね」
妹「キハ261は壊れたのかね、キハ183の旦那」
キハ183「熱中症じゃない?」


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兄「ついに側面方向幕からもサロベツ表記が消えたか」
妹「何で稚内行きだけ専用幕があったんだろうねぇ」


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兄「あぁ、あれが見たかったキマロキ編成よ」
妹「機関車・マックレー・ロータリー・機関車でキマロキだよね」
兄「編成で保存されてるのはここだけなんDA。ちなみに載ってるのは名寄本線の廃線跡」
妹「ドゥンドゥン廃線が増えてってしまうこのご時世じゃあ」


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妹「士別で特急宗谷と行き違いか」
兄「『スーパー』の冠詞が取れたのよね。バシッと『宗谷』と言った方がカッコいいもんな」
妹「車体傾斜システムを使用停止して、所要時分が増加したからだよね。悲哀を感じるわ……」
兄「ちなみに、製造当初は札幌~旭川間で785系『スーパーホワイトアロー』と併結する計画だったそうな」
妹「マジかよ」
兄「企画倒れだがな。785系の加速と合わせるために、731系ECと併結出来るキハ201系と同じ大出力機関を搭載してるのもそのためらしい」
妹「『スーパー白鳥』から追われたNE-303編成を増結用に温存しとけばよかったのかな? うー、そんなに乘らないか」


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兄「同じく海峡から追われた789系の特急ライラック18号で札幌へ」
妹「ヘッドマークは幕からLEDになったんだ。ちょっと残念」
兄「その割には……」


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兄「キハ261の1000番台にはまだ幕のHMがあったりする」
妹「しかも新塗色でか。まぁこのちぐはぐ感がおもしろかったりするんだけど」
兄「あたぼうよ。それに、この編成の反対側はLEDタイプだった」
妹「えぇ……」


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妹「何や、車両の色さえ混じってんぞ」
兄「ウィキペディア先生によると、中間はバラで使用される増結車のようだ。だから色替えが統一されてないんだね」
妹「混色編成は好きだけど、特急はせめて同じ色で統一した方がいいような気もするなぁ」
兄「過渡期なんよ。なお、この特急スーパー北斗12号が道内最後の列車だ」


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妹「あんのぉ、今南に下ってるんだよね? 最果て感がより強まってる気が……」
兄「天気が悪いからじゃないのか」
妹「それもあるかも知んないけど。南下してここまで寂寥感ある風景を見るとは思わなんだ」


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兄「……ほら、天気も回復、海も綺麗な青になったぞ」
妹「あーよかった。間違えてまた北上してんのかと思ったわ」
兄「それはねーよ。やっぱ夏の海はええな」
妹「昨日、札幌のMVで海側に席変更した甲斐があったね」


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兄「あぁ、駒ケ岳が見える……もうすぐ新函館だ」
妹「もう北海道脱出かぁ。長かったけど早かったかな」
兄「どっちやねん」
妹「ケツと身体の節々の痛みから言っても前者だ」
兄「総じて列車の座席が硬かったな」
妹「キハ54のが一番柔らかかったわよ」


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兄「また新幹線に詰め込まれて海峡を潜るか。行きもそうだったけど、混んでると圧迫感がより強まってやだなぁ」
妹「次の渡道は飛行機かフェリーだね。もう懲りたぜ」
兄「北海道新幹線が札幌まで伸びても、グランクラスじゃなきゃ乗り通せる自信がない」
妹「そもそもグランクラスに乗れる稼ぎがないんじゃ?」
兄「しょ、昇給するもん(震え声」


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兄「道内脱出ははやぶさ34号。もうこれ以降は書き記すこともあるまい」
妹「E5系ばっかりじゃ嫌よ! H5系に乗りたいわ」
兄「うーん、H5系かー
E5系「文句垂れるなら、次は運用調べてから来いよな」
2人「「次などない」」










本日は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。2週間後は、九州は枕崎へ!

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